麻生外務大臣、デジハリ大で政策スピーチ

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 麻生太郎外務大臣は4月28日、デジタルハリウッド大学秋葉原校(秋葉原ダイビル7階)で文化外交に関する政策発表を行った。

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外務大臣のマンガ好きに触れ、「文化外交を話すのに同校が最適な場所」という冒頭で始まったスピーチは「ポパイ」や「鉄腕アトム」などを例に挙げアニメの与える影響力を強調した後、ポップカルチャーを切り口にした外交を行っていく意向を話した。それに際し、官民の互恵関係を築くため「海外交流審議会」を設け、第1段階として日本のことを知らせる海外向け放送の進め方から議論するという。また、日本語教育の抜本強化を行い手本となる日本語教室の実施などの希望も述べた。

終わりに具体的な新軸として、外国人漫画家を対象とした登竜門的賞の創設や、日本の映像・作家を対象とした賞を創設し「アニメ大使(仮称)」と名付け名づけ、彼らの作品を世界に配信することや、現地の学生を採用し大使館や総領事館で一定期間受け入れ文化交流に携わってもらう、「文化交流インターン」などの制度を検討することも明らかにした。

終了後の講師陣の質問にも笑顔で答え、終始気さくなトークを繰り広げた。
麻生太郎オフィシャルサイト

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