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がん啓発ビール「ビア ユアセルフ」 秋葉原のクラフトビール店で販売

がん啓発ビール「ビア ユアセルフ」

がん啓発ビール「ビア ユアセルフ」

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 「クラフトビールシザーズ 秋葉原」(台東区台東1)が2月4日、クラフトビール「Beer yourself(ビア ユアセルフ)」の販売を始めた。

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 富士観光開発(山梨県富士河口湖町)が醸造・販売する地ビールブランド「富士桜高原麦酒」が2月4日の「ワールドキャンサーデー」(世界対癌デー)に合わせて、がん患者と家族、医療従事者へのサポートと、がんに対する正しい知識の啓発を目的に発売した。

 「富士桜高原麦酒」醸造長・宮下天通さんが、がんサバイバーの山崎栄子さんと出会ったことが醸造のきっかけという。山崎さんには、がん啓発のためのクラフトビールを造るという夢があり、それを知った宮下さんをはじめ、「クラフトビールシザーズ 秋葉原」の小畑聡一郎さん、「クラフトビアマーケット田町」の赤羽根優衣さん、「クラフトビアサーバーランド赤坂見附」の岩原周平さんらメンバーが、がんに対して自分たちができることをしようと活動グループ「サポートキャンサークラフトビア」を発足。発足メンバーは全員が身近でがん闘病のサポートをした経験がある。

「ビア ユアセルフ」は1月1日、発足メンバーが参加し仕込み作業を行った。ビールのスタイルは「ホワイトエール」。ホップは勝利を意味する「トライアンフ」を使い、オレンジピールやコリアンダーで香りやかんきつ系の苦味が引き立つビールに仕上げた。このビールを手に取った一人一人が「がんに関する意識を高め、知識を増やし、がんに対して行動を起こす」よう願いを込めたという。

 販売は「クラフトビールシザーズ 秋葉原」など発足メンバーの店舗と富士桜高原麦酒のネット通販ほか。価格は627円。売り上げの一部はがん支援団体に寄付する。

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