「古本市場」のテイツー、セカンドライフに実寸大の秋葉原を再現

画像はセカンドライフに再現した中央通り

画像はセカンドライフに再現した中央通り

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 「古本市場」などを手がけるテイツー(岡山県岡山市)は7月26日、3D仮想空間セカンドライフに「AKIBA LIFE」「VIRTUAL AKIBA」島を開設した。

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 両島の開設は、同社が進める「Virtual AKIBA PROJECT」の一環で行うもの。同プロジェクトは同社がセカンドライフ内で取得した「AKIBA LIFE」と「VIRTUAL AKIBA」という2つの島を連結させた約13万平米の土地に、秋葉原の街並みを再現するプロジェクト。これにより世界中のセカンドライフユーザーが時間の制約を受けることなく3次元の秋葉原に訪れることが可能となる。

 同社ではプロジェクト第1弾として、「古本市場」と「アイ・カフェ」のセカンドライフ店を構築。「古本市場」店内にはマスコットのアライグマのオブジェクトやソファ、本棚が並び、今後はユーザーの意見により店員の配置や接客などの展開も考えていくという。

 同日、「古本市場」前に設置されたステージではタレントの森下千里さんのアバターを迎えてオープン記念イベントを開催したほか、8月1日にはリアル店舗の「アイ・カフェ AKIBA PLACE店」(千代田区外神田3)で「アイ・カフェ セカンドライフ店」リアルタイム公開型制作イベントを実施。店内に高スペックPCとセカンドライフ関連書籍コーナーを設けるセカンドライフサービスの開始など、リアルと連動した企画も展開する。

 同社広報担当者はプロジェクトの目的について、「弊社の知名度・ブランドイメージの向上を狙う一方、これまでの『自由に建物を建てる』というセカンドライフの概念とは異なった『リアルに再現すること』の面白さを伝えたいのと、秋葉原の文化を世界中の多くの人々に認知してもらうため」と話している。

 現在、同島の秋葉原の街並みは「とらのあな」ビルや「ヤマギワソフト」ビルなどの他店舗は再現されていないが、それについては「今後は中央通りに参画している企業に了承を得た上での再現や、同島への参加を呼びかけていく予定」だという。

テイツー

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