コクヨS&T（本社＝大阪市）は、7月3日より、パラパラ漫画のコンテスト「やくみつるのパラパラマンガ道場」の作品公募を開始した。コンテストは、秋葉原からパラパラ漫画文化を発信することを目的に開催される「秋葉原パラパラマンガフェスタ」の中心イベントとして実施されるもの。

　募集するのは、パラパラ漫画に「最適」（同社）だという、裁断面を斜めカットすることで滑らかにページをめくることが可能なのが特徴の同社製「キャンパスノートparacuruno（パラクルノ） mini」（A7判）に描かれたパラパラ漫画作品。応募作の中から、やくみつるさんら審査員による選考や、ウェブサイトを使ったユーザー投票を経て優秀作品が決まる。

　入賞作品は10月17日からキャンペーンサイト内で発表されるほか、受賞者には東京アニメセンターでの作品展示放映や「殿堂箱」などが与えられる。

　「秋葉原パラパラマンガフェスタ」は、デジタルハリウッド大学などの協力を得て、パラパラマンガフェスタ実行委員会が行うもので、「デジタル時代のアナログ回帰」を背景にパラパラマンガに注目したという。イベント関係者は「情報発発信地である秋葉原からパラパラマンガ復興の活動を行うことで、新たな文化創造につながれば」と話している。

コクヨ