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3331で東日本大震災復興支援「つくることが生きること」東京展

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 震災から2年を迎えるのを控え「3331 Arts Chiyoda」(千代田区外神田6)で3月9日から、「東日本大震災復興支援『つくることが生きること』東京展」が開催される。

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 同展を主催するのは東日本大震災復興活動を行う個人・団体と支援者・支援団体を結ぶ「わわプロジェクト」。仮設住宅地のコミュニティー支援や被災地域で活動する人々との連携、活動拠点の整備、新聞・ウェブを活用した地域情報の発信を行い、個と個を結び新たなコミュニティー生成をサポートしている。

 同展では現在も東北で復興活動に注力する人々や、アーティストによる継続的な取り組みを紹介。「復興の今」を伝えるほか、震災に対してどのように備え、行動すればいいのか「防災・減災」についても考える。

 会場では、岩手県陸前高田市の3.11以後の姿を捉えた写真60点とそれ以前の写真60点や、写真家・宮本隆司さんが撮影した阪神淡路大震災によって破壊された神戸の街の写真37点、「復興支援船」で漁業の復活を目指すADBOAT PROJECTによる漁船をはじめとする展示を実施。

 体育館での避難所宿泊体験などのワークショップ、トークセッション、映画上映、音楽イベント、東北復興支援グッズの販売なども行う。

 同展広報担当者は「首都直下地震や自分の街に震災が起こった時のことを考え、地域や日常の中で防災・減災にどのように取り組めばよいのか、『私たちのこと』として秋葉原や神田エリアの人たちとも一緒に考えていければ」と話している。

 開催時間は12時~19時(火曜定休)。入場無料。今月31日まで。ワークショップほかの開催日時は同展特設サイトで確認できる。

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