東京アニメセンター（秋葉原UDX4階）で9月5日～9月30日、「東映アニメーション50周年展」が開催される。

　同展は、東映アニメーション（練馬区）が創立50周年を迎えるのを記念して開催されるもの。内容は、同社が手掛ける「白蛇伝」や「ふたりはプリキュア」などのキービジュアル、タイトル、放映期間を記したパネルや「銀河鉄道999」などのセル画を展示するほか、新旧アニメのオープニング映像集を放映するのが特徴。

　オープニング映像集について同施設広報担当者は、「なかなか見ることができないモノクロ時代の貴重な映像から近年の作品までを収録しているので、東映アニメーションの50年の流れがよく分かるのでは」と話している。来場者の反応については「足を止めて見入る方や、オープニング曲を映像と一緒に口ずさむ姿などが見られる」という。

　1956年7月、東映が日動映画を買収し東映動画として創業した同社は「白蛇伝」や「魔法使いサリー」、「銀河鉄道999」など多くの作品を世に送り出してきた。1998年10月、現在の東映アニメーションへ称号を変更。創業50年目の2006年は記念事業の一環として、ミュージカル「白蛇伝」の上演や映像コンテンツ「画ニメ」レーベルの立ち上げ、中国・上海での駐在員事務所の開設のほか、人材育成施設「東映アニメーション研究所」の開設などを行う。

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