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秋葉原にカプセルホテル開業へ ネットカフェのバグースが新規事業参入

「GLANSIT AKIHABARA(グランジット アキハバラ)」イメージ

「GLANSIT AKIHABARA(グランジット アキハバラ)」イメージ

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 飲食店を経営するダイヤモンドダイニングの子会社バグース(港区)が10月17日、秋葉原にカプセルホテル「GLANSIT AKIHABARA(グランジット アキハバラ)」(千代田区外神田4)を開業する。

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 都内を中心にビリヤード、ダーツなどの複合アミューズメント施設やカラオケ店、インターネットカフェ、ラウンジレストランなどを展開する同社が新規事業として地下1階~地上10階建てビル1棟で開業する同ホテル。

 空間デザインは森田恭通さんが代表を務める「GLAMOROUS co.,ltd.」が担当。宿泊客の緊張を和らげ安らぎを与えるため木と緑を盛り込むほか、ディテールに銅箔(どうはく)を使い、都会的で洗練された雰囲気をつくる。エントランスには草木や花々を連想させる香りを漂わせ、リラックス感を演出。アースカラーを基調にしたベッドエリアやラウンジは、随所に自然のマテリアルをちりばめる。

 各フロアは男女別に分け、ICドアにより入場を制限。カプセルベッドは、東京西川と共同開発したオリジナルマットレスを導入。プレミアムシートとしてデスク付きの半個室タイプの部屋も用意する。

 24時間利用できる男女別フリーラウンジは、Wi-Fi、新聞、雑誌、書籍、ドリンクサーバーを提供する。

 チェックイン・チェックアウトは多言語対応のスマートチェックイン機を導入することで、フロント混雑時に対応する。

 滞在時間は宿泊=17時間、21時間、22時間、26時間、休憩=1時間、3時間、5時間、8時間から選択可。利用料金は宿泊=3,500円~、休憩=980円~。

 カプセルホテル事業への参入について、同社は「カプセルホテルは日本発祥の宿泊施設。現在ではクールジャパンの一つとして人気があるなどインバウンド隆盛において成長の見込める市場。インターネットカフェ事業を展開する当社は、その基本的な運営ノウハウを持ち、企業理念の一つ『新時代に即したサービスの提供』を体現する機会と考えたため」としている。

 今後は「2020年東京オリンピックを見据え、来年度以降主要首都圏を中心に展開を加速させていく」とも。

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