プレスリリース

建設業向け基幹業務システム「バレーナクラウド」提供開始 10アプリを同時リリース

リリース発行企業:株式会社Office Concierge

情報提供:




建設業に特化した業務システムを提供する株式会社Office Concierge(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小松延顕)は、2026年9月1日、建設業向けの基幹業務統合システム「バレーナクラウド」の提供を開始しました。

2015年から提供し累計500社超・4,000ライセンス超に導入されてきた「バレーナDX」の後継にあたる製品です。見積から入金までを扱う中核システムに加え、現場・勤怠・請求・営業などの業務ごとに独立した10の専門アプリを同時にリリース。必要な順に導入でき、工事を軸に自動でつながります。さらに、統合したあとのシステム全体を定額で無制限にカスタマイズできる「カスタマイズフリー」を用意しました。


ダッシュボード。受注・粗利・未入金・工期遅延を1画面で把握できる


■ 背景:建設業のDXは「統合」の一歩手前で止まっている

当社が建設業に特化して11年、500社を超える導入現場で確認してきたのは、IT化の悩みがほぼ全社で同じ順番に現れるという事実です。

まず、業務ごとに個別のIT化が進みます。見積はExcel、勤怠は打刻機、請求は会計ソフト、現場の連絡はチャットアプリ。これは合理的な進化ですが、行き渡ると次の不満が生まれます。道具と道具のあいだを人間が手作業でつないでいる状態です。転記の手間が、個別IT化の効果を相殺していきます。
そこで「統合」が課題になりますが、従来の選択肢はいずれも行き詰まりやすいものでした。

・既存システムを連携させる道:その会社だけのための個別開発になります。連携仕様は会社ごとに異なり、片方がバージョンアップすれば作り直しが発生する。費用も期間も読めません。

・大規模な統合パッケージを導入する道:連携の心配はない代わりに、不要な機能の無効化と不足機能の補完という取捨選択に膨大な労力がかかります。判断できるのは業務を熟知した人だけであり、社内で最も忙しい人の時間が何ヶ月も費やされます。

バレーナクラウドは「ひとつの大きなシステムを作らない」という設計でこの構造に応えています。

■ 特長1:10のアプリを同時リリース。工事を軸に自動でつながる

バレーナクラウドを背骨に、専門アプリが工事を軸につながる

中核となる「バレーナクラウド」を会社の背骨に据え、そのまわりに業務別の専門アプリを配置する構成です。現場監督は現場のアプリ、職人は勤怠のアプリ、営業は商談と名刺のアプリというように、各自が自分の仕事の画面だけを使います。

そこで生まれた数字と事実は、自動的に工事台帳へ集まります。入力させて集めるのではなく、それぞれが自分の仕事をすると数字が集まる構造です。

・バレーナクラウド:見積・工事台帳・実行予算・注文・請求・入金・原価
・バレーナAI(標準搭載):自社データへの自然言語での問い合わせ、見積の下書き作成
・バレーナルーム:現場ごとのチャットと写真台帳
・バレーナコネクト:協力会社への見積依頼〜注文〜出来高査定
・バレーナビルボックス:受領請求書の処理と支払明細
・バレーナクルー:勤怠・日報・経費・休暇・給与・労務
・バレーナセールス:リード〜商談〜受注管理、売上予測
・バレーナカード:名刺の取り込みと全社人脈データベース
・バレーナボード:人員配置・段取り
・バレーナワークフロー:稟議・承認

アプリは分かれていますが、ログインは1回だけ。導入判断も「この業務をクラウド化するか、しないか」という単位で下せるため、全社の全業務を一度に棚卸しする必要がありません。


■ 特長2:統合したあとも、定額でカスタマイズし放題

一般に、統合が済んだシステムほど変更は難しくなります。多くの企業は統合と引き換えに柔軟性を失いますが、バレーナクラウドは統合後のシステム全体を対象とする定額カスタマイズ「カスタマイズフリー」を提供します。

帳票の体裁、入力項目、画面の並び、独自の集計。回数や規模による追加請求はありません。各アプリの画面には「カスタマイズ相談」の入口が常設されています。

当社はこの料金設計の意図を、金額ではなく「言うたびに費用が発生しない状態を作ること」にあると考えています。従量課金にすると顧客は要望を選別しはじめ、小さな違和感が口に出されないまま残る。それがシステムと現場の乖離を生むためです。


■ 特長3:ブラウザだけで完結し、会社の境界を越える


見積画面。見積・原価・粗利と帳票プレビューが同一画面に並ぶ

バレーナDXは専用アプリのインストールを前提とする構造でしたが、バレーナクラウドはURLを開くだけで利用できます。現場からも自宅からも同じURLで開け、協力会社や職人にはURL1本で参加を依頼できます。

建設業の仕事は会社をまたいで流れます。社内をどれだけ統合しても、会社の境界で紙とFAXに戻るならDXは途中で切れる。バレーナコネクトとバレーナビルボックスは、元請と協力会社の双方がブラウザの中だけで取引を完結できるようにするために設計されています。


■ 既存バレーナDXユーザー向けの移行支援

現在バレーナDXを利用中の企業に対し、以下を提供します。

・全機能の無料お試し
専用URLからログインし、基本情報を入力するだけで全機能を利用できます。お試し中に入力したデータと設定は、本契約時にそのまま引き継がれます。
お試し用URL:https://app.balena-cloud.net/login

・独自カスタマイズの引き継ぎ
バレーナDXにカスタマイズで追加してきた各社独自の機能を、新環境で同等に実装し直したうえで、データ移行までを一括して行います。初期費用300,000円(税別)にこれらをすべて含みます。

・並行稼働を挟んだ切り替え
既存契約の内容はそのままバレーナクラウドへ移行できるため、更新時期を待つ必要はありません。切り替えは、必要な機能の実装とデータ移行が完了するまで新旧を並行稼働させ、準備が整った時点で旧システムを停止して全員が同時に移行する方式をとります。段階的な移行によってデータが新旧に分散することを避けるためです。

なお、移行作業は各社独自のカスタマイズを個別に確認しながら進めるため、同時受注数に限りがあります。2026年9月中に契約を締結した先着10社を優先して着手します(10月以降も受付を継続)。


■ 料金

【基本ライセンス(税別・1名あたり年額)】
・フラットプラン:180,000円/基幹業務を日常的に扱う方
・フレキシブルプラン:24,000円/閲覧・部分利用が中心の方

2プランは混在可能。PC・iPhone・iPad・Androidをすべて含みます。

【オプションアプリ(税別)】
初期費用100,000円(1オプションにつき)。年額は利用人数に関わらず定額です。
・バレーナコネクト(受発注EDI):年額360,000円
・バレーナルーム/ビルボックス/クルー/セールス/ボード/ワークフロー/カード:各年額240,000円

現場や協力会社が使うアプリを人数課金にすると「使わせる人を絞る」判断が働き、情報が集まらなくなるため、あえて定額としています。

【カスタマイズフリー(税別)】
・1ヶ月契約:100,000円
・1年契約:600,000円

契約中のバレーナクラウドとオプションアプリの全体が対象です。加入は任意ですが、未加入の場合は初期費用100,000円(税別・1ヶ月分のカスタマイズフリーの権利を含む)が発生します。導入直後は仕様変更の要望が最も多く出る時期であり、そこで費用を理由に要望が止まるとシステムが初期設定のまま固定されてしまうため、初月は実質的に全社が利用できる設計としています。

■ 開発の経緯


2010年に聞いた4つの課題と、現在の4つの特徴

当社は2006年1月の設立。当初はOA機器などを扱う「オフィスのコンシェルジュ」として、窓口を一本化し、商品販売ではなく課題解決を目的とする事業を営んでいました。

2010年、パッケージソフトのリプレース時期を迎えた建設会社から相談を受けます。挙がった課題は「オフィスでしか業務ができない」「複数人が同時にアクセスできない」「カスタマイズができない」「ソフトがバラバラで横軸の繋がりがない」の4点。これにFileMaker(現Claris FileMaker)による受託開発で応えました。この案件がバレーナ事業の起点となります。

2014年頃、業種を建設業に絞る決定と同時に「パッケージ+カスタマイズ+業種特化+定額制」を組み合わせる方針を確立。2015年1月、建設業専用パッケージ「バレーナ」として正式にリリースしました。

2010年に一社の建設会社が語った4つの課題は、そのままバレーナクラウドの4つの特徴(ブラウザ完結/同時利用/定額カスタマイズ/工事を軸にした連携)に対応しています。


■ 代表コメント 株式会社Office Concierge 代表取締役 小松延顕

私たちは「現時点での最適解」という言い方を意識的に使っています。正解は使ってみるまで分からない。それは私たち自身にも当てはまります。2010年に最初の相談を受けたとき、建設業に絞ることは考えていませんでしたし、2015年にバレーナを出したときも、それがブラウザで完結する形になるとは見えていませんでした。

だから、変わり続けられるように作りました。カスタマイズフリーという定額の約束は、お客様のためであると同時に、私たち自身が現場から学び続けるための仕組みでもあります。

建設業は日本のGDPの約1割を占め、社会インフラのすべてを作り、維持しています。その現場が紙と転記と電話に時間を奪われている状態を変えたい。大きなシステムを作らないというのは、志が小さいということではなく、現場が実際に使えるものだけが社会を変えられるという判断です。


■ 今後の展開

当社はバレーナクラウドに加え、システムだけでは解決しない領域に対して2つのサービスを展開しています。

・バレーナBPO:見積作成・原価入力・請求処理・書類作成などの内勤業務を代行。バレーナクラウドを共通の作業台とするため、代行と自社作業の境界を柔軟に変更できます。

・バレーナコミュニオン:バレーナ利用企業を中心とした建設業界のコミュニティ。工事マッチング、人材マッチング、在庫融通、士業紹介、補助金情報などを提供します。

システム・実務・関係の三層を揃えることで、建設業のDXを実効性のあるものにすることを目指します。


■ 製品概要

・製品名:バレーナクラウド(BALENA CLOUD)
・提供開始日:2026年9月1日
・対象業種:建設業(元請・専門工事業・リフォーム等)
・対応環境:Webブラウザ(PC・iPhone・iPad・Android)
・構成:基幹システム(AI機能含む)+業務別オプションアプリ8種
・特記事項:AI機能を標準搭載。自社管理データセンターと大手クラウドへの二重バックアップ体制です。

株式会社Office Concierge

■ 会社概要
・商号:株式会社Office Concierge
・代表者:代表取締役 小松 延顕
・設立:2006年1月23日(2026年で第21期)
・所在地:東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング5F
・事業内容:建設業向け基幹業務統合システム「バレーナクラウド」の開発・提供、
 建設業務代行「バレーナBPO」、建設業界コミュニティ「バレーナコミュニオン」の運営
・提携:Claris/Apple SBAパートナー
・URL:https://office-concierge.co.jp/

社内での共有・稟議用に、PDF版をご用意しています
事業説明書「バレーナヒストリー」(A4・24ページ/約0.9MB)
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■ 本件に関するお問い合わせ先

株式会社Office Concierge 
広報担当 執行役員CMO 小松奈央
TEL:03-5985-4014
E-mail:info@office-concierge.co.jp
X:https://x.com/gavugavugavu123
所在地:東京都渋谷区渋谷2-19-15 宮益坂ビルディング5F
※記載の仕様・料金は2026年9月1日時点のものです。
※「バレーナ」は株式会社Office Conciergeの商標です。

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