プレスリリース

(共同リリース) JALとANA、航空関連企業と連携し「航空産業人財育成プログラム」を神戸高専のカリキュラムに新設

リリース発行企業:日本航空株式会社

情報提供:




2026年10月5日
神戸市公立大学法人 神戸市立工業高等専門学校
日本航空株式会社
全日本空輸株式会社

 神戸市立工業高等専門学校(以下「神戸高専」)と日本航空株式会社(以下「JAL」)、全日本空輸株式会社(以下「ANA」)は、航空関連企業である株式会社IHI、川崎重工業株式会社、株式会社ジャムコ、株式会社SUBARU、三菱重工業株式会社と共同で開発した教育プログラム「航空産業人財育成プログラム」を、同校の2026年4月の改組により誕生した「機械システム工学科」の教育課程に正式導入します。2026年入学生の4年次カリキュラムとして、参画企業7社による講義や空港・工場見学を含む実践的な授業を展開する予定です。








 本プログラムは、将来的な航空産業における技術者不足という課題に対応するため、業界の魅力発信および裾野拡大を目的としています。現場の生きた教材を活用し、理論と応用をつなぐ実践的な学びを提供することで、次世代を担う実践的技術者の育成を目指す産学連携の取り組みです。これまで神戸高専を含む全国5校の高等専門学校(以下「高専」)(*1)と連携し、実践的な学びのプログラム構築を進めてきましたが、正式なカリキュラムとして導入するのは神戸高専が初めてとなります。神戸高専での取り組みを先進事例とし、今後さらに多くの高専で正式なカリキュラムとしての採用拡大を目指します。
(*1)東京都立産業技術高等専門学校、岐阜工業高等専門学校、神戸市立工業高等専門学校、北九州工業高等専門学校、沖縄工業高等専門学校(順不同)

■ 背景と狙い
 世界の航空旅客需要は、今後も長期にわたる持続的な成長が見込まれています。さらに、ドローンや空飛ぶクルマ(eVTOL)といった次世代モビリティの登場により、航空産業は未来の社会インフラを担う成長分野として急速な変革期を迎えつつあります。
 こうした持続的な発展と技術革新に対応するためには、高専生の強みである幅広いバックグラウンドを持つ次世代の専門人財の獲得と実践的技術者の育成が急務となっています。この課題に対し、これまで個別に人財育成に取り組んできたエアライン、メーカーの垣根を越え、日本の航空産業を代表する7社が結集し、最先端の知見を集約した独自の教育プログラムを開発するに至りました。
【「航空産業人財育成プログラム」の概要】
 航空産業において、教科書や授業で学ぶ理論と実社会での技術応用のギャップを埋めるため、参画企業7社が提供するコンテンツを通じて、同産業を牽引する実践的技術者を育成するプログラムです。神戸高専機械システム工学科では、本プログラムを修了することで4年次開講科目「航空機産業概論」1単位が認定されます。
主なプログラムの内容
1. 座談会(キャリアデザイン):
参画企業の社員が学校を訪問し、将来のキャリアパスや働きがいについて少人数グループで語り合う ディスカッションを実施します。
2. フィールドトリップ(現場体験):
夏・冬の2回、学校近郊の空港や、普段は立ち入れないメーカーの工場・格納庫にて、航空機やエンジンの製造・整備の最前線を肌で体感します。
3. 出前講義(理論と現場の融合):
航空機の設計や整備、ジェットエンジンの基本構造、安全品質とヒューマンエラー対策など、実際の航空機部品などにも触れながら、現場のリアルな知見に基づく専門講義を行います。



以上

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