有志ボランティアが清掃活動をするイベント「第6回おそうじ志隊」が7月13日、秋葉原全域で実施される。
同イベントは秋葉原の再開発が進み、秋葉原に来る観光客の増加に比例して増えたゴミを何とかしようと2002年、千代田区議会議員小林たかやさんが主体となって地元民や同氏が編集長を務めるフリーマガジン「あきば通」の読者に呼びかけ、街の環境美化の第一歩としてゴミ拾いボランティアを開始したのが始まり。昨年11月に開催された前回は、約150人が参加。コスプレで清掃活動を行う参加者の姿もあったという。
6月8日に発生した秋葉原無差別殺傷事件後初となる「大がかり」な野外イベントだという「第6回おそうじ志隊」。イベント当日はグループごとに分かれて秋葉原全域の清掃活動を予定している。
ゲームメーカーなどが秋葉原でのイベント開催を自粛する中、この時期の開催について小林さんは「前回開催時、参加者から『引き続き継続的に開催してほしい』といった要望や、『参加して良かった』といった声が多数あったことを受けてボランティアスタッフのミーティングを6月1日に行った結果、夏休みの前に秋葉原をきれいにしようと開催を決めた」と話す。
また、「秋葉原の美化推進をたゆみなく継続することでアキバに集う人々に心のきずなを感じてもらい、それが結果として犯罪防止にもつながる環境作りの一助になれると考え、スケジュール変更をあえて行わずに粛々と開催を予定している」とも。
開催時間は14時から約2時間。受け付け開始は13時~で、集合場所は秋葉原UDX1階(千代田区外神田4)。事前予約は不要。
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