東京DC スペースEST(千代田区外神田4)で5月11日、開田裕治さんの個展「猫とドラゴンin 秋葉原」が始まった。
怪獣絵師ことイラストレーターの開田裕治さんは、幼少時から怪獣映画・特撮映画が好きで、美大在学中に怪獣映画を中心とした同人誌活動を開始。大学卒業後、イラストレーターの仕事を得てプロデビュー。主に怪獣やロボットなどのキャラクターイラストを雑誌、単行本、ポスター、プラモデルパッケージや映像ソフト、音楽ソフトのパッケージ向けに制作。手掛けた作品はガンダムシリーズのプラモデルパッケージ(約100点)や、ウルトラシリーズなどの特撮作品の映像ソフトパッケージ(百数十点)、雑誌「宇宙船」表紙イラスト(創刊号から8年間担当)など。1995年公開の「ガメラ大怪獣空中決戦」に衝撃を受けて同人誌熱が再燃。以降、毎回のコミックマーケットにサークル「ガメラが来た」で参加し、同人誌「特撮が来た」も主宰する。
今回の会場となる東京DCは、コンテンツプロデューサーの育成セミナー施設として、昨年開設した後、施設の一部をギャラリーなどに活用できる「スペースEST」としてリニューアル。「猫とドラゴンin 秋葉原」がリニューアル後初のイベントとなる。
個展では、開田さんが手掛けた猫とドラゴンをモチーフにしたオリジナル作品や、「イングラム劇場版」プラモデルパッケージイラスト、「機動警察パトレイバー」月刊ニュータイプ折り込みイラストなどを展示。併せて、グッズの販売なども行う。
開館時間は10時~19時。入場無料。