怪獣絵師と平成ウルトラシリーズ・デザイナー、秋葉原で「二人展」

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 東京DC スペースEST(千代田区外神田4)で7月24日から「開田裕治×丸山浩二人展 ウルトラ戯画」が始まる。

怪獣絵師・開田裕治さんの個展「猫とドラゴン」、秋葉原で始まる

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 怪獣絵師ことイラストレーターの開田さんは、幼少時から怪獣映画・特撮映画が好きで、美大在学中に怪獣映画を中心とした同人誌活動を開始。大学卒業後、イラストレーターの仕事を得てプロデビュー。主に怪獣やロボットなどのキャラクターイラストを雑誌、単行本、ポスター、プラモデルパッケージや映像ソフト、音楽ソフトのパッケージ向けに制作。

 手掛けた作品はガンダムシリーズのプラモデルパッケージ(約100点)や、ウルトラシリーズなどの特撮作品の映像ソフトパッケージ(百数十点)、雑誌「宇宙船」表紙イラスト(創刊号から8年間担当)など。1995年公開の「ガメラ大怪獣空中決戦」に衝撃を受けて同人誌熱が再燃。以降、毎回のコミックマーケットにサークル「ガメラが来た」で参加し、同人誌「特撮が来た」も主宰する。

 一方、丸山さんは映像、舞台美術の仕事を経て1991年に円谷プロ入り。「ウルトラマンティガ」に美術スタッフとして参加し、メーンキャラクター・ウルトラマンティガをはじめ、怪獣デザインを手掛けたのを皮切りに、続く「ウルトラマンダイナ」「ウルトラマンガイア」など平成ウルトラマンシリーズのデザインワークスを担当。同社退社後はフリーのデザイナー、イラストレーター、造形作家として活動している。ウルトラマンシリーズのほか、デザインを手がけた主な作品は「デビルマンレディ」「生物彗星WoO」「バトルスピリッツ少年激覇ダン」など。

 今回の二人展では、開田さんが手掛けた「パトレイバー」「新世紀エヴァンゲリオン」の原画やオリジナルイラスト作品、丸山さんの平成ウルトラマン・怪獣のデザイン画、子どものころに描いたウルトラマンをリライトしたイラストなどを展示する。

 開館時間は12時~19時。入場無料。8月20日まで。

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