VMJ(千代田区外神田2)はPCショップ「ドスパラ」を運営するサードウェーブ(外神田2)と販売提携し、10月5日、「裸眼3D立体22型液晶ディスプレー・システム」の販売を開始する。
「今後、映像を利用するすべての産業分野では、3Dを無視して将来構想を立てられないすう勢にあり、3Dシステムの需要増大に対応する低価格化商品の開発が待望されている」と同社担当者。
これを受け同社は、高額商品といわれている3D立体ディスプレーシステムを低価格化したセット商品を開発。定価ベースでは、22型液晶ディスプレー(23万1,000円)とソフトウエア「3D Movie Center」(7万5,600 円)、「DeepOutside3D.Z」(5万400円)の合計は35万円を超えるが、同社はセット価格で12万8,000円の価格を打ち出し、日本で「初めて」(同社)PC専門店で裸眼3D立体ディスプレーシステムのセットを販売するという。併せて、同システムと連携するドスパラ・オリジナルPC「Prime Galleria HX」も販売。
「導入障壁を下げることで3Dコンテンツ制作分野への普及拡大を目指す」同社は、ドスパラと「ラブロス・ダイレクト・ショップ」の2つの流通チャネルを通じ、年間5,000システムの販売を見込む。