アキバ・スクエア（秋葉原UDX2階）で10月24日、「萌酒サミット」が開催された。

「萌酒　とむりえ」シリーズ一堂に

　主催は、酒の企画・販売などを手掛ける飛夢（茨城県結城市）などで構成される「世界中の若者に日本の酒を広めるプロジェクトチーム『萌え燃えプロジェクト委員会』」。酒などを手掛けるメーカー約10社が出展した。

　会場では、老舗酒蔵が手掛けた美少女イラストをイメージした日本酒と、サイト限定キャラクターボイスやキャラクターによる酒の解説を併せて提供する「萌酒とむりえ」シリーズや、萩野谷なか、うめ物語、いしおか恋瀬姫、清酒おねてぃなど各地の「萌酒」の即売会や試飲会を展開。色とりどりの酒瓶を前に日本酒に舌鼓を打つ来場者でにぎわいをみせた。

　このほか、とむりえシリーズのメーンキャラクター「トムリエ」（声優＝水野なみさん×酒蔵＝武勇）、美少年キャラクターをラベルに起用した梅酒シリーズ「とむりえ2nd」の「Toshi」「Ryuji」を発売。「とむりえ」シリーズとあらい屋（茨城県）がタッグを組み、未成年向けに開発した果汁50％～100％のリンゴ、ニンジン・リンゴ、モモ、ブルーベリー、マンゴージュース「とむりえジュース」シリーズ（各300円）の販売も。

　このほか、同シリーズと菓子店「たちかわ」（茨城県）がコラボレーションしたカレー味のどら焼き「ツンデレどら焼き『つんどら』」「とむりえ」キャラクターをモチーフにした米など茨城県のメーカーとのコラボ食品もラインアップした。

　萌酒の販売から約1年半。飛夢広報担当者は「酒屋をやっているだけでは出会えない面白い人にたくさん出会え、教わることがたくさん。認知度やファン層も拡大してきてはいるが、まだまだ」と話す一方、「今後も萌酒や酒業界だけでなくまちおこしをしたいと思っている全国の企業と手を組み、イベントなどを通じて酒業界や地方を一緒に盛り上げていければ」と意気込みをみせる。