10代女性の半数は「オタク」と認識-女性のオタクイメージ調査で判明

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 マーケティングリサーチなどを手がけるバルク(中央区)は11月10日、女性に対して行った「オタク」のイメージについてのアンケート結果を発表した。

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 調査はウェブ上で行ったもので、調査対象は、同社が運営するネットリサーチサイト「バルクルー」の10~30代の女性メンバー1,052人(15~19歳=210人、20~24歳=211人、25~29歳=210人、30~34歳=211人、35~39歳=210人)。

 「あなたはオタクですか?」の問いに、「完全にオタク」が8.4%、「どちらかと言えばオタク」が20.7%で、合わせて約3割が「オタク」であると認識。一方、「全くオタクではない」は47.2%で約半数となった。年代別で見ると、10代が「完全にオタク」(19.5%)と「どちらかと言えばオタク」(31.4%)を合わせて50.9%。約半数が自分を「オタク」だと思っている結果となった。

 「完全にオタク」「どちらかと言えばオタク」と回答した人を対象に聞いた「何オタクか?」の問いには、「漫画」64.4%、「アニメ」57.5%、「ゲーム」33%が上位に。これら上位の回答は年代別に見ても変わらないという。

 「あなたの周りに『オタク』の女性はいるか?」の問いには、「たくさんいる」11.7%、「少ないがいる」27.2%と回答。年代別では、「自称『オタク』」が多い若年層の方が「周りにオタクがいる」という回答が多かった。

 「オタク」に対するイメージでは、「暗い」などネガティブな意見が34.4%、「好きなことに夢中」などポジティブな意見が18.7%のほか、「秋葉原」「アキバ」が挙げられた。年代別で見ると年代が高くなるにつれてネガティブな意見が多い傾向に。

 同社は今回の結果から、「10代の約半数は自称オタク。また、年代が低くなるほど『オタク』に対してネガティブなイメージが薄れてきているようだ」とまとめている。

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