山崎製パン(千代田区岩本町3)は「吉野家牛肉まん」をリニューアルし、9月1日から販売を始めた。
同商品は、吉野家の秘伝のたれで牛肉と玉ネギを柔らかく煮込んだ具を、しっとりと軟らかく仕上げた生地で包んだ中華まんで、昨シーズンに発売。約5カ月間で12億円を超える売り上げを記録した。
今シーズンの発売に合わせ、同社は同商品をリニューアル。牛肉と玉ネギのカットサイズを大きくすることにより具材感を高め、吉野家の牛丼の味・食感に近づけたという。
「従来の中華まんの域を超えた多様な具材を包んだ中華まんや、企業コラボ、キャラクター商品など、話題性のある製品の支持が高まる傾向にある」(同社)中華まん市場。同商品はニーズの多様化に対応し具材のバラエティー化を図りたい山崎製パンと、店舗に来店する機会の少ない主婦層や子どもにも吉野家の味を訴求したい吉野家がコラボレートして開発した。
価格はオープン。