アパグループ(港区)は2月14日、秋葉原でマンション「CONOE 秋葉原 万世橋」(千代田区神田須田町2)起工式を行った。
同社のマンションブランド「CONOE(コノエ)」の東京都心7棟目、秋葉原エリアでは「CONOE 秋葉原 岩本町」に次ぐ2棟目となる同マンション。同シリーズでは初となる「全戸ファミリータイプ」が特徴で、DINKS~ファミリー層をターゲットに展開する。
建築規模は地上12階・地下1階で総戸数23戸。間取りは2LDKと3LDK(4タイプ)で、専有面積は14.19坪~19.75坪。場所は神田川沿い(柳原通り)で、4駅7線が利用可能。複層ガラス、LED、超節水型トイレ、高効率ガス給湯器「エコジョーズ」などでエコ仕様にするほか、3段階セキュリティー、各住戸内の防犯センサなどでセキュリティーに配慮する。さらに、同物件周辺に開業予定の「アパホテル」2店の客室をゲストルームとして安価で提供する。
中期5カ年計画に基づき、都心3区を中心としたマンション年間供給棟数1位・ホテル棟数1位を目指す同グループ。現在、都心で31物件(ホテル18物件・マンション13物件)の土地を取得し続々と開発を進めている。
起工式でアパグループ元谷代表は「ホテルとマンションの一体開発がアパの強み。マンションから歩いて10分程度の場所にホテルがあるので、(住人がホテルを)マイホテルとして利用できるだけでなく、住人を24時間バックアップすることが可能。旧財閥系に勝るブランド力をアピールしていきたい」と話す。
竣工は2013年9月を、入居は同年10月を予定する。