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秋葉原のPCパーツ店「クレバリー」が自己破産-負債額は3億円超

クレバリー秋葉原1号店営業時の姿(2012年2月撮影)

クレバリー秋葉原1号店営業時の姿(2012年2月撮影)

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 PCパーツ店「クレバリー」(千代田区外神田2)が5月30日、自己破産したことが明らかになった。

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 同社は1991年4月に設立。秋葉原のパソコンショップエリアにPCパーツ全般を扱う秋葉原1号店を1996年12月にオープン。1999年11月にはキーボード、マウスなど周辺機器を扱う秋葉原2号店を、翌2000年には秋葉原3号店を出店。自作パソコン・PCパーツ店として、秋葉原に実店舗3店舗とインターネットショップを展開。さらに、パソコンパーツのブランドやオリジナルパソコンをリリースしてきたほか、オリジナル公式マスコットとしてエプロンを身に着けた「山田クマ」を起用していることでも知られていた。

 今年2月にはクレバリー秋葉原1号店(外神田3)と同2号店(外神田3)を閉店。3月以降は、インターネット館に店舗統合しインターネットショップを主体とした営業に注力してきた。

 しかし、秋葉原無差別殺傷事件や東日本大震災による来客数の減少、タイ洪水被害の影響によるHDD関連製品仕入れの難航などにより売り上げが減少。閉店などで事態の好転を図ってきたが自己破産に至ったという。

 帝国データバンクによると、負債は債権者約191人に対し約3億3,200万円。

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