ベルサール秋葉原(千代田区外神田3)で10月21日、「ビブリオバトル首都決戦2012」が開催される。主催は東京都と公益財団法人文字・活字文化推進機構。
「ビブリオバトル」は、立命館大学情報理工学部の谷口忠大准教授が考案した、ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」。ビブリオバトラー(発表者)が、おすすめの本を持ち寄り、1人5分の持ち時間で書評した後、バトラーと観客が一番読みたくなった本「チャンプ本」を決定するもの。
論理的思考力を養う「活字」の重要性を見直すとともに、相手に理解されるような「言語技術」の向上などを目的に、2010年度から都が展開している「言葉の力」再生プロジェクトの一環として行っている。
今回実施する「首都決戦」は、ビブリオバトルを楽しむ大学生・大学院生の祭典として、全国で開催された予選会を通過したビブリオバトラーが東京に集結。ハーフタイムセッションでは、猪瀬直樹さん、佐藤可士和さん、東浩紀さん、谷口忠大さんらも登壇する。
昨年度は全国から集まった33人の大学生が出場し、来場者は約1,600人に上ったという。
開催時間は13時~17時。入場無料。現在、同イベント公式サイトで事前観覧エントリーを受け付けている(19日23時59分まで)。