1月29日深夜、秋葉原のPCショップではWindows 新OS「Windows Vista」(以下、Vista)の発売を記念して深夜販売が行われた。
中でも、ドスパラ(千代田区外神田3)とソフマップ秋葉原1号店(外神田1)、TSUKUMOex(外神田4)ではゲストを呼ぶなどしてローンチイベントを開催した。
ドスパラは、カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(外神田3)でイベントを開催。「Windows Vista 応援隊」としてタレントのセイン・カミュさんが登場し祝辞を述べたほか、声優の古谷徹さんが登場し「ペガサス流星拳」などを披露した後、ゲストと来店客らによるカウントダウンが始まり、午前0時を過ぎると場内は歓声と拍手に包まれ販売が開始した。
一方、ソフマップでは店頭に集まった大勢の来店者の中をかき分け、お笑い芸人のアントニオ小猪木さんが登場しネタを披露。その後、観衆に「眠い奴いるか」との問いかけに挙手した男性にビンタで「闘魂」を注入しカウントダウンが開始。10秒前からは手を上空に掲げ時を刻み、「3、2、1、ダァー」で日付が変わり、販売が始まった。
TSUKUMOex店頭ではマイクロソフトWindows本部長のジェイ・ジェイミソンさんが「この秋葉原でVistaを販売することができて嬉しい」と喜びを語ったほか、九十九電機鈴木淳一社長が「昨日まででVistaの予約を3,000本以上いただいた。これからの販売で4,000本突破は間違いない。素晴らしい商品は秋葉原を始点として売れていくのが実証されたと思う」と思いを語り、Vistaガールとともに同店壁面に掲出されたVistaの看板の除幕が行われ、カウントダウンが行われた。
そのほか、各PCパーツショップでも深夜販売が行われ、ショップスタッフらが集まり「祝Vista誕生」の垂れ幕がぶら下がったくす玉を掲げながら街を練り歩く場面も。普段は20時を過ぎると眠りにつく街が、この日ばかりは多くの人々や発売直後のVistaを手にして帰る人々が街にあふれ、さながらお祭りの様相を呈していた。