秋葉原の昌平橋近くに3月1日、「アキバカフェ」(千代田区外神田1)がオープンする。
アキバカフェは若者の起業支援をメーンコンセプトにしたコワーキングスペース。実際に会社設立のための登記ができるほか、登記に必要な事務手続きのサポートや法務知識についてのアドバイスなどを行うのが特徴。
施設内は75平方メートルのワークスペースと33平方メートルのカンファレンスルーム、15平方メートルの談話室兼ノマドワーカー向けに電源と公衆無線LANサービスを提供する電源カフェの計3タイプで構成。ワークスペースは机を移動することでイベントスペースにもなる。
代表の佐藤孝紀さんは「私はもともと本業で不動産関係の事業を行っており、空きテナント部屋を起業支援としてシェアオフィスやカンファレンスルームとして提供していたところ、利用者からもっと規模を拡大してほしいと意見を頂いたのを受けて開設を決めた」と経緯について話す。
今後は、同施設でOfficeなどのPCスキル、日常英語・中国語などの語学スキルアップ講座や、3Dプリンターやレーザー加工機で始めるものづくりための3Dツール講座、陶器に彩色を行うポーセラーツ講座などの開催を予定しているという。
利用タイプは、フルタイム会員、ウイークデー会員、デイタイム会員、ナイト会員、一時利用者のためのドロップイン会員。料金は1日2,100円ほか。