首都圏新都市鉄道(台東区)は11月から、同社が運営するつくばエクスプレス(以下、TX)全駅で新型自動改札機への取り替えを実施する。
TX線全20駅で自動改札機全128台を対象に新型機への取り替えと、ICカード利用客の利便性向上を図るためIC専用自動改札機への機種変更を進める同社。
新型自動改札機のIC・磁気併用自動改札機にはTXのコンセプトカラーである青色(TXブルー)を、ICカード専用自動改札機の上部ライトにはピンク色を採用し、IC・磁気併用自動改札機とICカード専用自動改札機の判別をしやすくする。案内画面にはカラー液晶ディスプレーを採用し視認性をアップ。
さらに、小型化したことで通路幅が4センチ広がり、スムーズな改札機通過ができるようになるほか、電力使用量は現行機比約60パーセント削減(待機時)され、環境に配慮する。
加えて、秋葉原、八潮、南流山、みらい平には自動改札機を各駅1台ずつ、秋葉原駅には自動精算機を1台増設する。
11月22日から、南千住駅を皮切りに2015年にかけて順次使用を開始する。秋葉原・八潮・南流山・みらい平4駅の増設は2015年。秋葉原駅の自動精算機の増設は2015年2月ごろ。