「京急EXイン 秋葉原」(台東区秋葉原2)が3月24日、開業する。
大栄不動産(中央区)が建設した建物を京浜急行電鉄(港区)が一括賃借し、京急イーエックスイン(港区)が運営する宿泊特化型ホテルの新規店舗。グループホテルより、客室デザインとサービスを「ワンランクアップ」して開業する。
客室では、すべての部屋にシモンズ社と共同開発したベッド(シングル=140センチ幅、ツイン=110センチ幅×2台)を用意。用途に合わせて「デスク付き」「丸テーブル付き」など好みの客室タイプを選べる。遮音性・遮光性に配慮した室内には、個別空調システムや加湿機能付き空気清浄機を完備。無料Wi-Fiサービスと有線LANも利用できる。
使い捨てスリッパやワッフルパジャマのほかアメニティーバイキングなどサービス面も充実。女性専用備品や急速充電できるUSBコンセント(出力2A)も用意する。
京浜急行電鉄は同ホテルについて、秋葉原駅が羽田空港国際線ターミナル駅と羽田空港国内線ターミナル駅直通の「浅草橋駅」から乗り換え1駅で、羽田空港アクセスにも優れているほか、秋葉原駅から徒歩5分の好立地であることから、ビジネス、レジャー、さらには2020年東京オリンピック・パラリンピック需要などのニーズを見込んでいるという。
客室数は146室。利用料金は、シングルルーム=1室1万3,000円(1人利用)ほか、EXシングルルーム=1室1万3,500円(1人利用)ほか、ツインルーム=1室1万5,000円(1人利用)ほか。