東京国際アニメフェア実行委員会(千代田区外神田4)は3月26日、同22日~25日の4日間に渡って開催された「東京国際アニメフェア2007」の来場者数の詳細を公表した。
同フェアはアニメ産業の振興と育成を目的に、東京都とアニメ関連企業・団体が実行委員会を組織して2002年から開催しているもので、今年で6回目。期間中、同フェアを22日・23日=ビジネスデー、24日・25日=パブリックデーに分け、ビジネスデーでは商談や出展各社によるPR、シンポジウム、記者発表などビジネス向けイベントを開催した。一方、パブリックデーでは見本市・企画展、ステージイベントなどが行なわれ盛況のうちに終了した。
発表によると、パブリックデーでは昨年比9%増の83,359人が来場、ビジネスデーでは昨年比8%増の24,354人が来場し、4日間総計の来場者数は過去最多の107,713人を記録。中でもビジネスデーの海外来場者は昨年比18%増となる942人が来場した。
期間中、「第6回東京アニメアワード」の表彰式も行なわれ、アニメーションオブザイヤーに「時をかける少女」(製作総指揮=角川歴彦)が、公募部門のグランプリに「Flutter」(Mr. Howie Shia=カナダ出身)が選出され、8月に開催される「第6回東京アニメアワードフィルムフェスティバル」で上映を予定している。
次回の同フェアは、来年3月27日~30日に開催する。