コスプレ雑誌「COSMODE(=コスモード)」の大門編集長と、メードの眼鏡店「キャンディフルーツオプティカル」(千代田区外神田3)などのメード系事業を手がけるカシス(新宿区)の小野社長は4月8日、「日本メイド協会」を設立した。
「日本メイド協会」はメード関連事業者同士の情報交換と、メードの普及および、情操教育を目的に設立された国内唯一(同団体)のメード関連事業者の団体。活動内容は、店舗同士のスタンプラリーなどのイベント調整と国内関係官庁、機関などとの業界窓口としての業務、協会加盟店の広報・紹介などの普及推進活動、メード育成と社会的地位の向上活動の3業務を主軸に掲げる。
中でも、普及推進活動においては9月よりフリーマガジンの定期発行を予定しているほか、メード育成と社会的地位の向上活動においては、9月より情操教育の一環として「メイドセミナー」を、12月より「メイド検定」の実施を予定している。
また、同協会のサイトでは活動の紹介のほか、メードの作法などを歴史的見地からとらえた連載を予定している「メイド百科」などのコンテンツを提供し、メードの認知度向上に一翼を担う。同協会に加盟する店舗は、今後、メード関連サービサー全般に加盟を呼びかけるという。
協会設立の経緯について小野社長は「5年以上前からメード関連業界に関わってきたが、『ブームから文化』への昇華が完了していないため、業界関連窓口と『メイド検定』を中心としたメードの情操教育を目的に設立に至った」と話す。現在、同協会はサイトなどで法人、個人ともに会員募集を行なっている。