京商、ホビーロボット「マノイ」新モデル発売に先駆け発表会

画像はデザイナーの高橋さんと「マノイ PF01」

画像はデザイナーの高橋さんと「マノイ PF01」

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 京商(千代田区)は6月30日、ホビーロボット「マノイ PF01」をツクモROBOT王国(千代田区外神田1)などで発売する。これに先駆け5月29日、京商本社で関係者向け製品発表会が行なわれた。

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 「マノイ PF01」は同社のラジコン技術を応用したアスリートヒューマノイド「マノイ」「マノイ AT01」の後継機にあたる1/5スケール2足歩行アスリートヒューマノイド(ロボット)。愛らしいルックスと高いパフォーマンス性を備えるのが特徴。

 同モデルは、見た目と動き双方で親しみやすさを追求したロボットとして誕生。キャラクタースーツのデザインはロボットクリエーターの高橋智隆さん(ロボ・ガレージ)が手がけた。同モデルは膝を伸ばしたまま人間と同様に歩行する「SHIN-WALK」を搭載するほか、動きや傾きを感知するジャイロセンサーも商品に付属する。頭部には各種センサーなどを収納するスペースを確保。機能追加が可能で拡張性に配慮している。

 拡張機能ではタッチセンサー、人感センサー、距離センサー、デジタルコンパス、簡易マイク、三軸加速度センサーなどを企画。さまざまなセンサーを組み合わせることで、「拍手した相手に向ってマノイが歩き出し、途中の障害物をよけながら到達。そこで頭をなでるとマノイが喜びだす」のような一連の動きを演出することが可能となる。

 動力には、同モデル専用の「軽量」「ハイパワー」「大容量」のメリットをもつ「リチウムバッテリー」と「AC充電器」を新たに開発したほか、近藤科学(台東区)社製のコントロールボードを採用し、関節の動作角度、トルク、スピードの向上を図った。サイズは、全高=40センチ、重量=約2キロ。価格は19万9,500円で、初年度出荷は300台を予定。予約受け付けは6月10日より開始する。

 発表会では、「マノイ PF01」による自己紹介や開発者による製品紹介が行なわれ、デザイナーの高橋さんは「最初のデザイン画を描いたのは数年前。かなりの時間が経ったが、ようやく実物を目にすることができ、改めて格好良くかわいいロボットに仕上がったと思う。皆さんに購入頂いてロボを育て、かわいがって頂ければ」と話していた。

京商

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