アクティヴィティ・ファースト・コーポレーション(中央区)は9月1日、メードスタッフが接客するカラオケ店「Cherry’s」(千代田区外神田1)をオープンした。
同店は「メードがいるカラオケ店」をコンセプトにした店舗で、メードスタッフが受け付けや配膳などのサービスを提供するのが特徴。昼は秋葉原をよく訪れるようなコア層や観光客などのライト層、夜はビジネスマン層をターゲットとして展開する。フロア構成は1階=受け付け、2~4階=カラオケルーム。部屋数は計22部屋で、うち2部屋は20人・12人収容のパーティールーム。カラオケ機材は「JOYSOUND HYPERJOYWAVE」を導入する。料金(部屋代のみ・1人30分)は、月曜~金曜の昼間(12時~19時、ソフトドリンクフリー)で390円ほか。
メニューは、フード、ドリンクのほか、メードスタッフとのアミューズメントメニューも用意する。アミューズメントメニューは「メイドさんとトランプ」(300円)、「メイドさんとDS」(500円)など。「メイドさんのカラオケ」(500円)では、メードが「持ち歌」を披露するサービスも。
「メードカラオケ店」出店について同社広報担当者は「メード喫茶だと競合が多いため、他店と違うかたちでの出店を考えた。電気街口側にカラオケ店がなかったことを受け、秋葉原にマッチングするメードの要素を含んだ同業態での出店に至った」と話している。「ライト層だけでなく、通常の生活で女の子とカラオケに行く機会があまりない人も、メードスタッフと触れ合いつつお腹を満たし、カラオケも楽しめる。秋葉原をひと通り回って、『ついで』に立ち寄れるような気軽さを売りにしていきたい」と意欲を見せる。
今後は、コスプレーヤーなどのゲストを招いたイベント開催や、メニューの拡充を図っていく考え。