フィッシュロックバンド「漁港」は1月9日、CLUB GOODMAN(千代田区神田佐久間河岸)で「トーク漁業ライブ『プロが語る"FISH&PEACE"』」を開催する。
漁港は「日本の食文化を魚に戻し鯛!エコの原点は食べ残さない事だ!」を合い言葉にオーストラリア沖をマグロ漁にて航海中だった「船長」森田釣竿さんが、音楽活動を理由に漁業組合を退職した後、同じ船員を従え東京中央卸売市場で結成されたというバンド。ビジュアルは、ねじりはちまきにティアドロップ型のサングラス、ボア付き防寒ジャケットに長靴を身に着けた「漁師ルック」が特徴。
現在も浦安魚市場に勤務しながら、魚市場の活性化を図るべく東京湾を中心に全国ライブ漁場ハウスや、「港祭り」などで活動している。代表曲は「鮪 マグロ節」「鰹 削れ!かつおぶし」「アトランティス」などで、「マグロ解体ライブ&すべての楽曲が魚」という活動スタイルで独自の展開を行う。ロックバンドとしては異例の水産業界紙にも取り上げられたほか、これまでの活動が認められ鹿児島県枕崎市のかつお節製造会社で構成される「枕崎水産加工業協同組合」から「枕崎かつお節大使」を任命された経験もある。
今回のライブは漁港のセカンドアルバム「FISH&PEACE」の発売を記念して行うもの。アルバムはプログレ・日本伝統音楽・映画音楽などすべての音楽を飲み込んだ究極の「エコミュージック=フィッシュロック」を収録する。収録曲は「鯰 日本列島大震災20XX年」や「おさかな天国」のカバー、森田釣竿さんの店頭口上など。同アルバムは「東京中央卸売市場」「東京都築地魚市場大物業界」「東京都築地市場鮮魚業界」の推薦を受けている。
開演時間は19時で、アルバム付き前売り券=5,000円、チケットのみ=2,500円。
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