インターネットオークション出品代行を行う「スナッピーオークションズ秋葉原店」（千代田区神田淡路町2）が昨年12月末で閉店した。

　インターネットオークション代行は、出品にかかる手間などを代行し出品から取引まで行うもの。同秋葉原店は昨年2月にオープンし、丸善淡路町ビルに本店兼本社として入居していた。今回の閉店は同ビルの再開発、高層ビル建築に伴う取り壊しのため。1月以降は本社機能を一時的に下目黒店（目黒区）へ移行する。

　閉店について、同社担当者は「売り上げに問題があったわけではなく、ビル自体の再開発のためで当初の計画通り。スナッピーオークションズ全体としての売り上げは昨年12月に過去最高を記録した。全社として新たなステージに入ってきており、FC展開なども視野にある。その中で秋葉原に再度出店することも計画にはある」と話す。

　また経済状況に対しての業績については「いわゆる不況だが影響は無い。不要な物を捨てるのではなく現金化するという考えなので、むしろこの状況こそ求められるサービスだと思う」とも。