「秋葉原駅ナカ」をテーマに学生ビジネスコンテスト

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 9月3日、国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区)で「学生のためのビジネスコンテスト KING 2006」の発表会が行われた。

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 コンテストは学生らによって運営されているもので1996年から開催され今年で11回目。毎年夏休み中の1週間、全国の参加希望学生120名が集まり1チーム6名に分かれテーマに沿った最優秀プランを目指し合宿形式でビジネスプランを組み立てるもの。今年のテーマは「秋葉原駅ナカにおける新規事業の提案」。

 当日は駅構内に自然のオアシス空間を作り健康茶を提供する店、ガチャポン専門店、CD・DVDのレンタルビジネス、バーチャルバッティングセンターの4プランが挙げられ、各チーム10分ずつのプレゼンを行った。

 グランプリを受賞したのは松本英志郎さんらの「秋葉原駅、駅ナカにおけるCD・DVDのレンタルビジネス」。受賞プランは、忙しく働く20~30代のビジネスマンや女性をターゲットに、クイックサービスと需要に適したタイトルを提供するのがコンセプト。特徴はSuicaでの決済や選択の指標となるランキングを提供することで時間短縮を図る。事業の将来性として秋葉原での成功後、JR山手線の主要駅で展開することにより「どこでも借りれて、返せる」レンタルビジネスモデルを構築するという。

 同プランのグランプリ受賞について審査員らは、「秋葉原を出発点に他駅での展開も可能なモデル。その発展性を評価して」という。受賞式で壇上に上がったメンバーらは「みな仲良く、楽しくできた」や「チームで頑張れて良かった」と感想を述べ喜びを分かち合っていた。

KING2006

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