アソビットゲームシティ(千代田区外神田1)やコトブキヤ秋葉原ラジオ会館店(外神田1)などで3月から販売されている「定額給付金お札メモ帳」が話題を集めている。発売は、土産用雑貨・菓子などの企画・販売を行う永井園(栃木県日光市)。
同商品は定額給付金の給付開始に合わせて発売したもの。お札風のプリントに麻生太郎首相風の男性と、「12,000」「未曾有」などの文字をあしらったメモ帳。「12,000円タイプ」「20,000円タイプ」の2種をラインアップする。
企画経緯について、永井園広報担当者は「定額給付金に関し、弊社内で『もともとは我々の納めている税金ではないか』という一致する意見があったため、この政策に一石を投じる思いで企画した。そこで昨年話題になった『未曾有』という文字をあえて使い、皮肉めいたものに仕上げた」と話す。「報道では、定額給付金を受け取っても貯金に回すと方が多いと聞く。そのような方にこそこの商品をたくさん消費してもらえれば」とも。
秋葉原での反応については、「(都内で)定額給付金(=同商品)を『一番早く』配れたことから、秋葉原のショップスタッフは『庶民のあこがれである札束の山を、このメモ帳を積み上げて陳列しよう』など販売に積極的な意見をもらった」(同)という。
価格は400円。