秋葉原駅西側交通広場内のエスカレーターに設置しているドライミスト装置「冷んやリフト」の稼動が6月29日、始まった。
「冷んやリフト」は、人工的に微細な霧を発生させてその気化熱により周辺気温を下げるドライミスト技術を用いた装置。2006年4月、東京都がヒートアイランド対策を推進するため、他のモデルとなるようなドライミスト装置を設置する事業者に対して費用の一部を補助する旨が発表され、秋葉原クロスフィールドを管轄するクロスフィールドマネジメントが事業主体となって応募。結果、同社の提案が採択され、2006年から毎夏、同所で稼動している。
「冷んやリフト」の稼動時間は8時~21時。同時間内の気温27度以上・湿度70%以下、風速3メートル以下で、降雨がないときに自動で稼動する。
稼動は9月30日まで。