GALAXYマイクロシステムズ(本社=香港)は8月22日、「カフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店」(千代田区外神田3)でイベント「アキバGAME SHOW 2009」を開催する。
同イベントは、NVIDIAのPhysX/CUDAの技術を生かしたゲームタイトルを比較体験できるもの。
NVIDIAのCUDAは、GPGPU、CPUで行っていた演算処理をGPUでも可能にさせる技術。これによりCPUの負担が減り、動画エンコードなどの処理速度が格段に向上するほか、物理シミュレーションなどを得意とするため、ゲームなどの3D演算処理にも有効だという。
一方、PhysXは同CUDAをもとにした技術。例として、従来のゲームでは爆発シーンなどを見せる際、一つの決まった動画をロードして見せていた(=ユーザーは毎回同じ爆発の効果しか見ていなかった)。これに対し、PhysX対応ゲームを対応VGAでプレーした場合、複雑な3D描画処理を可能にし、爆発ごとの細かい破片の飛び散る様子などを、ゲーム内の環境に応じて描画していくことが可能になり、ゲーム空間のリアリティーに大きな違いをもたらすという。
当日は、PhysX/CUDAの概要説明やWindows7発表にあたってのGPUの将来性、PhysXによって映像に与えるリアリティーについて紹介するほか、Galaxy新製品の発表(GF PGTS250/512D3/COOL EDITION、省電力版)、GalaxyのデュアルBIOS/XtremeTunerの案内などを予定。プレゼント企画も用意する。
開催時間は12時から。