NPO産学連携推進機構(台東区)は11月3日よりアキバ・スクエア(秋葉原UDX2階)でイベント「アキバ・ロボット運動会2006」を開催する。
イベントは同法人が構想中の技術を資源とした集客事業、「秋葉原先端技術テーマパーク構想」の普及を目的に開催するもので、2005年11月に実施された「アキバ・ロボット文化祭2005」の拡大版。
内容は「競う」「見る」「学ぶ」の3つで構成。「学ぶ」ではイーケイジャパン(福岡県太宰府市)のロボットを製作する教室やSF作家山本弘さんによる「ロボットSFセミナー」などを開催。「見る」ではバンダイ(台東区)のサイエンスエンターテインメント・ロボットシリーズの上位機種「ネットタンサー」を、実演を交えて初公開するほか、「人間そっくり」を実現した今秋デビューの新型ロボット「アクトロイドDER-2」の公開なども行う。
「競う」では競技参加希望者が持ち寄った「KHR-2HV」(=近藤科学)と「MANOI」(=京商)の2足歩行ロボットが、徒競走、障害物走、大玉転がしなどの「ロボットアスリート大会」を行うほか、第11回ROBO-ONE大会秋葉原地区代表決定戦である「ロボットバトル大会」「ロボットサッカー大会」が行われる。
昨年行われた「アキバ・ロボット文化祭2005」では、子供やファミリー層などを中心に約4,500名を集客。同イベント広報担当者は、「多数のお年寄りの方にも来場して頂き、アザラシ型ロボット『PARO』が好反応だった」と話している。入場料は一般=500円ほか。開催期間は11月5日まで。