サイボウズ(文京区)は10月25日、秋葉原で関係者向け発表会を開き、「サイボウズLive」の自由登録制とビジネスSNS機能の搭載、ツイッターとの連携開始を発表した。
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「サイボウズLive」は、企業間プロジェクトやワーキンググループ、サークル、家族などで使うことができるクラウド型コラボレーションツール。昨年11月26日に招待制でサービスを開始し、現在では4万人以上が利用しているという。
同社は今回、「招待無しでも登録できるようにしてほしい」というユーザーからの要望を受け自由登録制に移行することを決定。併せて、「日本ではビジネスパーソンが安心して利用できるSNSが存在しない」(同社)ことからシステムアップデートを行い、「ビジネスのためのSNS」としての機能を強化した。
主な内容は、公開プロフィールページを作成することで、サイボウズLiveにログインしていない人にもビジネスプロフィールを公開。オンライン上の名刺代わり使用することができるようになったほか、ユーザーが140文字以内のテキストと画像を投稿し、近況を知人と共有できるマイクロブログ機能を実装した。
このほか、ツイッターなどでビジネスアイデアや協業のきっかけが生まれるケースが増え、関係者だけで情報共有できるクローズドなコラボレーションスペースが必要になったことを受け、ツイッターとサイボウズLiveの連携をスタート。従来Emailのみで可能だったサイボウズLiveへの参加依頼を、ツイッターのダイレクトメールで送信することを可能にしたほか、サイボウズLive上でツイッターアカウント名を使って知人検索も可能にした。
これらの取り組みは10月25日から開始している。利用は、有料プランのスタート(2012年2月)まで無料で100人まで利用できる。