秋葉原でオフ会などを開催している「『おたく』専門ソーシャルマッチングサービス『おたくま』」(運営=シー・エス・ティー・エンターテインメント)は2月15日から、新サービス「おたくの履歴書」の提供を開始した。
同サービスは、「おたくま」に「履歴書機能」を連動させたもので、自身のオタク活動歴を履歴書のように綴るのが特徴。全項目、入力タイプの「重労働型」であることから作成時間は平均50分。編集は何度でも可能なほか、自由にアフィリエイトを貼れる「マイコレクション機能」も搭載。今後は、それぞれの履歴に対して「自分もそうだった」と感じた場合、賛同ボタンを押すことで「履歴でつながる」仕組みの実装も予定する。
同サービスの開始について同社は「おたくの履歴書は2009年に運営側の完全手動審査により投稿を受け付ける形でスタートしたサービスだったが、大量の投稿に運営側が審査キャパシティーを超え、手動掲載を断念。今回、新たに完全自動化及びSNSとの連動により、個人のプロファイリングからコミュニケーションを図っていくツールとして組み込んだ」とコメント。
さらに「昨今、ネット上では手軽さ・簡単さがクローズアップされがちだが、安全につながりを求めるにはどれだけネット上のテキストで相手をプロファイリングできるかが鍵になる」と前置き「おたくの履歴書では今後も、こういった(=入力タイプの「重労働型」、作成時間平均50分など)時代錯誤な機能を提供し続け、安全につながりを得られる環境を構築していく」と話している。