秋葉原に拠点を置く富士ソフト(神奈川県横浜市)は7月23日、「第24 回全日本ロボット相撲大会」の開催概要を発表した。
「ロボット作りを通してものづくりの楽しさを知ってもらう場を提供する」ことを目的に1990年から開催しているロボット相撲。
参加者の自作ロボットを力士に見立て、154センチの鉄製の土俵上で技術とアイデアで相手を土俵から押し出す競技で、全国9カ所で行われる地区大会に参戦する約1300台の中から勝ち進んだ144台と、海外のロボット相撲競技会で上位入賞した16台の計160台が国技館で行われる全国大会に進出。優勝者には文部科学大臣杯を授与する。
24回目を迎える今大会から同社開発の大会運営システムを導入。会場に設置したテレビモニターやiPad、iPhoneなどのモバイル端末でトーナメントの進行状況をタイムリーに伝えるほか、選手の出場登録や試合の選手呼び出しも自動で行うことができる。
全国大会は12月16日、両国・国技館で予定する。