日本マイクロソフト(港区)は11月15日、Xbox 360向けゲーム「Halo 4」が発売から24時間で全世界2億2000万ドルの売り上げを達成したと発表した。
同社によると「Halo 4」は全世界での売り上げが初週だけで3億ドルを上回ると予測。これは「Halo」シリーズ最高のローンチ記録であるほか、エンターテインメント作品のローンチとして2012年の最高記録だという。
同タイトルの全世界初日売り上げ2億2,000万ドルは、米国史上最高の初日興行成績を達成した「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part 2」や、ヒット映画「アベンジャーズ」の記録を、アメリカ国内の売り上げだけで塗り替えた。
「Halo 4」のプレーヤー数は発売から5日間で400万人以上、オンラインプレー時間は累計で3140万時間に及ぶ。また、同タイトルの発売により同シリーズ累計売り上げは33億8000万ドル、累計オンラインプレー時間は50億時間を超えた。
発売日となる11月6日(日本発売は11月8日)は、シアトル、パリ、ロンドン、ベルリン、シンガポール、香港、ドバイ、シドニーなどをはじめとする世界40カ国以上の都市で、1万以上の店舗が深夜0時に開店。ロンドンでは、同タイトルに新たな脅威として登場する「フォアランナー」のグリフ(象形文字)をかたどった直径 15 メートルのイルミネーションがテムズ川上空を飛行した。さらに、ヨーロッパの国家リヒテンシュタインを「Halo」の世界に変身させる1日限定イベントも開催。エンターテインメント作品のローンチを記念して特定のブランドが一つの国をジャックするのは史上初(同社)だという。
一方、秋葉原では今月7日に前夜祭が行われた。500人を超えるユーザーが集まり、海外のユーザーとのオンラン対戦を楽しんだ。
Microsoft Studios のコーポレートバイスプレジデント フィル・スペンサーさんは「『Halo 4』が今年アメリカで発表されたエンターテインメント作品の中で最高のローンチ売り上げを達成したことは、この上なくうれしいこと。全世界数百万人のファンの皆さんのおかげで、『Halo』シリーズは『Halo 4』のローンチでまたしても新たな記録を樹立できた。『Halo 4』はホリデーシーズンの幕開けを華々しく飾り、今年のマストアイテムとして大ヒットしている」とコメントしている。