コンパクトホテル「ファーストキャビン AKIHABARA」(千代田区神田佐久間町3)が6月下旬、開業する。
「ファーストキャビン」は飛行機のファーストクラスをイメージしたコンパクトホテル。「ビジネスホテルとカプセルホテルの間の価格帯で快適に滞在できる新しいスタイル」(同社)を売りに、現在、なんば(大阪)、烏丸(京都)、羽田空港内(東京)で展開している。
今夏開業する「ファーストキャビン AKIHABARA」は、120センチ幅のワイドサイズベッドやサイドテーブルを配した客室「ファーストクラスキャビン」と、空間と設備をコンパクトに凝縮した客室「ビジネスクラスキャビン」の2種を用意。共有ラウンジ、大浴場(男性・女性)、女性専用ラウンジも設ける。
セキュリティー面にも注力。館内を女性専用エリア、男性専用エリアに分けるほか、旅館業法上各キャビンの出入口に施錠できないのを補完するため、フロント前にセキュリティーゲートを設置。キャビン内には施錠可能な大きな引き出しを、フロントには貴重品専用のセーフティーボックスを備えるほか、会員登録制によるセキュリティー強化を図る。
想定ターゲットは秋葉原を利用するビジネスパーソン、電気街への買い物客、サブカルチャーを求めて秋葉原に訪れる観光客など。
キャビン数は149。利用形態は宿泊・デイユース(時間利用)。利用料金などは今後発表していく。