貝印(千代田区岩本町3)は7月5日、「男性の体毛」と 「男性のネイルケア」意識調査の結果を発表した。
調査結果によると、男性に「自分の体毛が気になるか」を聞いたところ全体で約50%が「気になる」と回答。中でも20代が最も多く約55%。「かなり気になる」と答えたのは30代が最多。一方、気にしている人が少なかったのは40代だったという。
この結果を受けて同社は「一昔前はわざと体毛を見せるなど体毛が男らしさの象徴だったのが現在はきれいに処理し、ツルツルした肌を保つことが男性の美意識に変化してきているのでは」と推察している。
男性の体毛で気になるポイントについて、女性たちの回答は「鼻毛」「ヒゲ」、夏に露出が多くなることで露呈される「胸毛」「すね毛」が多くを占めた。「手足の指の毛」も上位に着け、「パッと見は目立たなくても指であれば、デートなどで接近した際に見ていたり、足であれば夏に履く人が多いサンダル越しなど、細かいポイントまで女性は見ていることがわかった」(同社)としている。
男性の爪については、60%以上の女性が「気になる」と答えた一方、男性に「ネイルケアをしているか」聞いたところ「ケアしている」と答えたのは約9%。体毛以外の身だしなみでケアをしているポイントについては男女共に「臭い」を気にしている傾向が見られたという。
調査手法はインターネット調査で、調査時期は6月。サンプル数は20代・30代・40代の男女各333人、計666人。