阪急電鉄(大阪市)は6月2日、開発を進めている秋葉原駅ターミナルビル「TX秋葉原駅開発ビル(仮称)」を着工した。計画は、つくばエクスプレス秋葉原駅(神田佐久間町1)第1出入口を含む1,600平米の土地に、地下2階~地上18階、延床面積=14,700平米の大型複合ビルを建設するもので、同社が首都圏新都市鉄道(台東区)から一般定期借地50年で借り受け、駅施設と一体になった同ビルの管理・運営を手掛ける。設計・工事監理・建設は大成建設が行う。ビルは、「秋葉原TXゲート フラッグシップターミナル」と位置付け、「賑わいと安らぎのターミナル」をコンセプトに、つくばエクスプレスの顔として展開し、同社が新たに手掛ける宿泊主体型ホテル「レム」や、物販・飲食などの商業施設が入居を予定している。2008年3月に竣工し、同年4月の開業を予定している。阪急電鉄