エムエスアイコンピュータージャパン(台東区)は1月27日、秋葉原のメード喫茶「めいどinじゃぱん」(千代田区外神田1)で「MSI 2007 Kick-Off イベント」を開催した。
メード喫茶でイベントを行うのは同社初の試みで、MSIの新製品が同店のカウンターとテーブル上に所狭しと並べられ、会場はPCユーザーとメード喫茶常連客とで賑わっていた。
イベントではMSI製品の発表(マザーボード8種類とベアボーン自作ノートPC3種類、AMD Live!に準拠したホームPC1種類)のほか、同社が提唱する省エネを意識した新しいベンチマーク「えこべんち」、メードスタッフとのじゃんけん大会での商品プレゼントなども行われた。
今回発表されたMSI製品全種類はすべてWindows Vistaに対応しており、中でもマザーボード8種類に関しては特に消費電力低減に配慮されている。自作ノートPCでは13.3インチ、15.4インチ、17インチのモデルが用意されており、13.3インチモデルは天板にピアノブラックを採用しロゴマークにはスワロフスキー社のクリスタルを埋め込む限定モデルも用意した。15.4インチモデルは同型では珍しく10キーを内蔵。AMD Live!に準拠したホームPC「MSI Media Live PC(仮称)」はWindows Media Centerに準拠したホームPCで、リモコンを使ってテレビの視聴やHDDレコーダーにもなる。R134a使ったガス冷媒CPUクーラーを用いて省スペース化が図られているのも特徴。
今回MSIが提唱した新しいベンチマーク「えこべんち」は、速度だけを求める従来のベンチマークとは異なる「ベンチマーク÷消費電力=えこスコア」の数式で、いかに省電力で効率のよいスコアを出せるかを競うもの。これにともない同社では「第1回 MSIえこべんち大会」を2月1日から3月4日まで開催。ベンチマーク開催の狙いとして、「MSI製品の消費電力の低さを直に体験してほしい」(同社)と話している。
製品発表後、メードスタッフらとのじゃんけん大会が始まり、メードと一緒にジェスチャーで「M」「S」「I」のポーズを取りじゃんけんをするなど、会場は異様な盛り上がりを見せた。じゃんけんの賞品には、「MSI」のロゴが入ったカバンが進呈されていた。