UFJニコス(千代田区外神田4)は1月29日、九十九電機(外神田3)と組み提携クレジットカード「ツクモ eX.(イーエックス)プラス NICOSカード」を発行すると発表した。
九十九電機は1947年に創業した電気製品販売の老舗で、1976年、日本でいち早くマイコンの販売を開始したパイオニア的存在のPC専門店。現在、秋葉原をメーンに全国で14店舗を展開しPCや周辺機器、自作PC用パーツなどを販売している。同社では2001年に現金ポイントカード「ツクモeX.カード」を発行しており、現在の会員数は約200万人に及ぶという。
「ツクモ eX. プラス NICOSカード」は「ツクモ eX.カード」にクレジット機能を付加したカードで、「ツクモ eX.カード」と同様にポイントが貯まる点や、購入時に同カードを利用することで利用金額の1%が付与されるほか、九十九電機以外のNICOS・VISA加盟店で利用した場合も利用金額の1%に相当するポイントがプラスされ、貯まったポイントを1ポイント=1円で換算し買い物時に使用できる点が特徴。
同社広報担当者は提携について「顧客の買い物時の利便性とカード携行率の向上を図り、ロイヤルティーを高めていく計画」と話しており、九十九電機各店店頭のほかネットショップで入会促進を図る。カードの発行予定は4月で、初年度の会員獲得数は10万人を目標に掲げる。