福島県は1月8日、ドキュメンタリーアニメ制作プロジェクト「みらいへの手紙~この道の途中から~」を発表した。
同プロジェクトでは、東日本大震災から約5年、現在の福島にある「光と影」の両面を伝えるため、実話に基づいた約2分間の短編アニメ10本を発信する。
制作は「新世紀エヴァンゲリオン」でも知られるガイナックス(三鷹市)が昨年設立した、アニメ制作と「空想とアートのミュージアム 福島さくら遊学舎」を手掛ける福島ガイナックス(福島県)が担当。クリエーティブディレクターは郡山市出身・「風とロック」代表の箭内道彦さん、総監督は福島ガイナックスの浅尾芳宣社長が務める。
今後は、同日公開された同プロジェクト公式サイトで制作したエピソードや各エピソードの制作を担当したディレクターによるインタビュー、イベントの予定などを配信していくほか、2月中旬に秋葉原で完成披露会を開いた後、全国で試写会を実施する予定だという。