海洋堂(大阪府門真市)は同社が手がける可動アクションフィギュアシリーズ「リボルテック」の新展開を今年5月からスタートする。
「リボルテック」は同社が開発した新関節を組み込んだアクションフィギュアの総称。昨年「リボルテック」のファーストシリーズとして、造形師、山口勝久さんがシリーズ全体の造形を担った「リボルテック・ヤマグチ」シリーズを展開。「新関節×低価格×高品質×ハイペース発売×高コレクション性×定番化」などをコンセプトに、累計出荷数はこれまでに50万個を超える。アマゾンの2006年おもちゃ・ホビー総合ランキングの年間ランキングではベスト10内に3タイトルがランクインするなど、新たなトイカテゴリーとしてホビー市場で話題となった。
今回、発表となった「第2世代リボルテック」の展開では、これまでの「ヤマグチシリーズ」に加え造形家やキャラクターの枠にとらわれない新ファミリーを追加。第1弾商品として「Fate/stay night」のセイバーを5月に発売予定で、現在、ホビーロビー東京(千代田区外神田1、TEL 03-3253-1951)などで予約を受け付けている。
また、「ヤマグチ」シリーズではパッケージ変更や大型アイテムへの参入や、新劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」に連動して商品リリースを予定するなど、新作映画とのタイアップなども行なうほか、ロゴ入りTシャツやステーショナリー、販売店向け情報誌の発行などで「リボルテック」ブランドの拡大を図るという。