アーツ千代田3331(千代田区外神田6)で10月15日から、「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」が開かれる。
「文化庁メディア芸術祭」は1997年の開催以来、アート、エンターテインメント、アニメーション、漫画の4部門で優れた作品を顕彰するほか、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルとして展開してきた。
20周年を記念する今年、毎年実施している「第20回文化庁メディア芸術祭」に加え、「文化庁メディア芸術祭20周年企画展―変える力」を開催。「変化」をキーワードに、過去に審査委員を務めた4人の監修者(アート=関口敦仁さん、エンターテインメント=伊藤ガビンさん、アニメーション部門=氷川 竜介さん、漫画=伊藤剛さん)によって選ばれた、歴代の受賞・審査委員会推薦作品の展示や上映などを行い、変容し続けるメディア芸術の多様な表現を紹介する。
このほか、これまでの漫画部門受賞作品の全巻を自由に閲覧できる漫画ライブラリーも併設する。
紹介予定作品は、第4回デジタルアート(インタラクティブ)部門大賞「ドラゴンクエストⅦ~エデンの戦士たち~」、第6回特別賞「ほしのこえ」(新海誠さん)、第17回マンガ部門 大賞「ジョジョリオン ―ジョジョの奇妙な冒険Part8―」(荒木飛呂彦さん)ほか。
サテライト会場は、NTTインターコミュニケーション・センター、UDXシアター、国立新美術館ほか。
開催時間は11時~19時。入場無料(一部のイベントは有料)。11月6日まで。