猫カフェ「cat cafe nyanny 秋葉原店」(千代田区外神田4)が1月6日、「猫カフェ」に求めるもの調査結果を発表した。
調査は、猫カフェ利用経験のある・なしに関わらずウェブでアンケートを実施。調査期間は昨年12月5日~20日。
同店によると、猫カフェを利用したことがある人が88%、利用したことがない人が12%。猫カフェに行ったことが無い理由は「利用システムが分かりにくい(値段が高いイメージ)」「近くに猫カフェがない」「1人ではネコカフェに行きにくい」などの声があったという。
一方、猫カフェ利用経験者が店に求めるものは、回答者の70~80%が「猫の健康」と「店舗の衛生管理」。同店広報担当者は「過去に衛生管理が甘く、猫の体調不良や清掃不足による悪臭が過大で営業許可が取り消された店舗が報道されたが、このような状態では猫たちが不幸せなだけではなく、お客様の満足度が悪化してビジネスとしても成り立たないことがよくわかる」とコメント。
その他の意見では「店内にいるそれぞれの猫との遊び方や性格を知りたい」「雑種猫(保護猫)を増やしてほしい」「飲食メニューやドリンクの充実」「店が混雑しすぎていない」「身寄りのない猫の里親活動をしてほしい」「ペットショップ併設の猫カフェには行きたくない」「すべての猫が食べられるおやつを用意してほしい」「コロコロなど身だしなみ用品完備」「猫カフェに泊まりたい」などの要望が寄せられていたという。
同店は、2007年12月に神戸元町で創業。2013年8月、ビルオーナーの住居跡を猫カフェに改装し、秋葉原店を開いた。無線LANや空きコンセントが利用できるほか、来店客が猫のいる自宅のようにくつろげるよう、店内の寝室にベッドを、冬季は和室にこたつを置いている。
営業時間は11時~21時。第2火曜定休。料金は、1時間1,000円(土曜・日曜・祝日は1,200円)、以降30分ごとに500円(飲食は任意・費用は別)。