新産業文化創出研究所(外神田4)が運営するアキバ3Dシアター(秋葉原UDX4階)では今月29日・30日、「ロシア文学に浸る1日」と題し、映画「戦争と平和」を連日11時から上映する。
同作品はトルストイの大河小説「戦争と平和」をロシア人監督セルゲイ・ボンダルチュクさんが1965年に映画化したもので、CGを使わず12万人の赤軍兵士を動員するなど、映画史上最高額の制作費と日数を費やし制作された超大作。上映時間は7時間に及ぶ。
上映に至った経緯について同社担当者は、「日本におけるロシア年である2003年以降、同時多発テロなど戦争を身近に感じ、平和に対する意識が高まった。そんな今だからこそ多くの人に見てもらいたい」と話す。また同作品は、2002年に行われた第15回「東京国際映画祭」でも上映され約2,100人以上が鑑賞した。
鑑賞料は同フロア内にある東京フードシアター5+1のランチ付きの前売り券=4,500円、前売券=3,000円、当日券=3,500円。