秋葉原をはじめ全国でアニメグッズ専門店を展開するアニメイト(板橋区)が8月21日、カバーアイテム利用実態調査の結果を発表した。
調査は情報サイト「アニメイトタイムズ」を利用する10代~50代の男女。調査期間は5月22日~31日。有効回答数は212。
同社によると、コレクション用の保存グッズなどの販売が好調で、近年では自分のカバンを大量のイチオシキャラクターの缶バッジで飾った「痛バッグ」を作り、それを自宅外で使うことでキャラクターの「好き度」をアピールしたり、同じ作品やキャラクターのファンを見つけたりする、コミュニケーションツールの一つとしている購入客が目立つという。
そこで、同アンケート調査を実施。アンケート回答者の9割以上は女性で、同社では調査結果内で彼女らを「カバーガール」と呼称。カバーアイテムの認知度も高く、中でも人気の缶バッジカバーは認知率94%と高い結果になった。さらに83%が購入経験者という。
同社は「大切なグッズにカバーをするのは『外に持ち出したい』『見せたい』という意識が強い女性ならではの行動といえるのでは」と分析。「アニメグッズではなく、アイドルや声優のグッズのカバーとしても使われ、利用者層の広がりも見せている」とも。
人気カバーアイテムトップ3は、缶バッジ、ブロマイド、コースター。中でもコースターはコラボカフェの特典としてもらえることが多く、キーホルダー仕様にできるカバーが注目を集めているという。
今後ほしいカバーとして多かったのは「ぬいぐるみカバー」。手触りが命のぬいぐるみだが、カバーをしたいという意見が多く寄せられた。