秋葉原駅近くに4月1日、セミセルフ式カフェ「喫茶スペース車力(しゃりき)」(千代田区神田佐久間町2)がオープンした。
1958(昭和33)年から同地で日本料理を提供する和食店「車力」として営業を続けていたが、コロナ禍により一昨年に閉店。喫茶スペースに業態変更して新たなスタートを切った。
コンセプトは「中の上」。「上質すぎずカジュアルすぎない、ちょうどいい空間」と和食店時代から大切にしてきたという笑顔・気配りを売りにする。座席はテーブル席と1人席、2~4人席を用意。ビジネスユースや勉強に対応する。店内にはコンセント、Wi-Fi、電子タバコ喫煙席と紙巻タバコブースも備える。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュースなど17種類全てをLサイズで提供する。価格は480円~580円(テイクアウトは350円~390円)。来店客は券売機でドリンクチケットを購入し、カウンターでドリンクを受け取るスタイル。ドリンク購入客はプラス100円で食べ物の持ち込みができるほか、コラボ店による食事の提供も行う。
営業時間外と定休日は、店舗全体をレンタルスペースとして貸し出す。
営業時間は9時~21時(現在は17時まで)。土曜・日曜・祝日定休。